13日、14日に神田明神で開催される納涼祭りに運び込む雪室の天然雪を掘り出し、運搬の手配をしてきました
その時の映像がこちら
夏祭り×天然雪×SDGs
夏祭りに天然雪に触れて、SDGsを考える
日本は世界一の豪雪国で、雪が2、3日おきに降るのは世界中で日本だけ。日本の国土の3分の2以上が、冬になると雪に覆われます。しかも、雪の降る量が多い。ヨーロッパのスキー場は雪がドライで固いのに比べ、日本の雪質は軽くて羽毛のような雪が降るところが多い。そして、雪や雪文化は日本人の生活に重要な役割を果たしています。
その良質な雪が減少している原因は温暖化。温暖化の原因が温室効果ガスにあることは周知のとおりです。温暖化が進むと、異常気温、海面上昇、豪雨災害、生態系破壊、永久凍土融解といった自然破壊・災害が進むばかりでなく、大気汚染や伝染病などの健康被害、食糧問題、難民問題などが深刻化し、最悪、戦争につながる危険性もあります。
そして、これからもますます温暖化が進めば、標高の高い場所にしか雪は降らなくなります。これは、雪を観光資源など、さまざまな資源に活用している日本にとって大きな問題です。
真夏に、天然の雪に触れて、今一度、雪のある日本の環境を考えてみませんか?