群馬

草津温泉

旅を楽しんだ後は、日本で最高の温泉を楽しむことができる

草津温泉街から車でたったの5分。このスキーリゾートのパウダースノーと家族向けレジャーの数々は、1935年以来、多くの訪問客を惹きつけてきた。草津温泉街から車でたったの5分。このスキーリゾートのパウダースノーと家族向けレジャーの数々は、1935年以来、多くの訪問客を惹きつけてきた。難易度の高い急斜面から、初心者にぴったりの緩やかなコースまで、全てのレベルの人に対応した様々なスキーゲレンデが用意されている。2018–2019年シーズンには、新たな林間コース、R292が追加された。このコースは、2キロの長さの道路を冬季通行止めにして利用している。
このリゾートは常に進化を続けており、現在では、爽やかな林道2種類から選択して、スノーシューも楽しむことができる。家族向けには、ファミリーゲレンデとキッズパークで、スキーやソリ、滑り台やフワフワ遊具で遊べるのでキッズも大満足。
パウダースノーと癒しの温泉で有名な草津温泉スキー場だが、ここはウィンターシーズンのみの行楽地ではない。グリーンシーズンには、このスキー場はアウトドア好きにとってのパラダイスとなる。草津は自然豊かで夏も比較的涼しいため、ハイキングコースや高原の風景を楽しめる。グラススキー、マウンテンボード、パターゴルフ、テニスなどのレジャーも大人気。春と夏には、斜面が高山の花々で彩られ、秋には、山腹が紅葉で輝く。ウィンターシーズンのゲレンデやスノーシューコース、そしてグリーンシーズンのハイキングで、清々しい森の空気を胸いっぱいに吸い込もう。
冬の一大イベントとなる花火ショー、草津温泉冬花火は、3月の第一土曜日に開催される(悪天候の場合は延期)。1,000発以上の花火が、冬の空とゲレンデをライトアップ。花火好きの皆さんは、頭上に花火を望みながら、天狗山ゲレンデでナイタースキーが楽しめる。
草津温泉の温泉地は、標高1,200メートルの高原に位置しており、その西には標高2,000メートルの山々が聳えている。日本三名泉のひとつである草津温泉は、湯もみと呼ばれる入浴文化で有名。湯もみは、噴出する高温の湯を冷ます独特の方法として確立された。また、草津温泉は、自然湧出量が日本一であることでも有名で、その量は毎分およそ32,300リットルにも及ぶ。
何百年もの昔から、この酸性の硫黄泉を求めて、草津まで入浴客が絶え間なく訪れてきた。この温泉水には殺菌効果があり、恋の病以外の全ての病を治すと言われている。さらに、この癒しの水は、将軍の病を癒すため、山野を越えて運ばれていた。
地元の民謡ではこう歌われている。「草津よいとこ 一度はおいで」と。

トレイル

1935年に開設され、1948年には日本初の営業用リフトがかけられた歴史あるスキー場。2018-2019シーズンより「草津国際スキー場」から「草津温泉スキー場」に名称を変更。名称の変更と共に、天狗山ゲレンデ、御成山ゲレンデ、青葉山ゲレンデを中心とした初・中級者向けのスキー場として生まれ変わった。キッズパークや託児所なども充実しているのでファミリーには嬉しい。1600mのゲレンデトップの青葉山から、天気のいい日に「富士山」を見ることができる。

天狗山ゲレンデ

草津温泉スキー場の正面ど真ん中にあるのは、スキー場のメインコースである天狗山ゲレンデ。天狗山ゲレンデは、このスキー場で初めてできたゲレンデで、1935年に開かれた。天狗山を滑り下りれば、日本のスキーの歴史に触れることができるだろう。
ここは歴史の古いゲレンデだが、たくさんの楽しい仕掛けが用意されている。麓から見ると平坦に見えるかもしれないが、上部の天狗の壁は驚くほどの急勾配。この部分は30度の急斜面に挑戦したい上級者向けだが、天狗山の下部のゲレンデはなだらかで、比較的経験の少ないスキーヤーでも楽しむことができる。他のコースとも合流するこのエリアは、中級スキーヤーや初心者に最適。 日中のスキーだけでは飽き足らないスキーヤーには、シーズン中の毎週土曜日とその他不定期に、ナイター券で夜間の天狗山コースを滑ることができる。

ファミリーゲレンデ

スキー初心者、幼いお子さん、もしくは単に少し怖がっている人向けのゲレンデ。ファミリーゲレンデは、急斜面の高速コースの無い、なだらかで安全なコース。高速で滑り降りるスキーヤーに行く手を阻まれることもなく、安心して滑走を楽しめる。達成感がある一方、怖気付くには至らないちょうど良い距離なので、子どもたちにスキーの楽しさを教えるのにぴったりのゲレンデと言える。
天狗山ファミリーペアリフトも初心者向けで、スキーやスノーボードを抱えたまま上まで昇れるため、全ての装備をした状態でリフトから降りるという難易度の高い作業を回避できる。

天狗山キッズパーク

このキッズパークは、家族3世代(もしくはそれ以上)が一緒になってリラックスできる場所で、家族全員で楽しむことができる。雪の上を跳ね回る子どもたちと一緒に遊んで、一生の思い出を作りませんか?
子どもに安全なこのエリアでソリやスキーを楽しめるので、キッズパークは小さなお子さんのいる家族に人気のスポット。子ども専用のキッズゲレンデでは、子どもたちがスキーのコツを安全に身につけることができるため、パパママの心配も無用。無料のソリを借りて、家族全員で楽しめる。大切なエネルギーを全力の雪遊びに費やせるように、キッズパークにはスノーエスカレーターが常設されている。ソリを自力で上まで運ばなくてもいいので、時間を忘れて雪遊びが楽しめる。
フワフワ遊具などの遊具で、遊びをもっと楽しく。さらに屋根付きの休憩所は温まりながらの小休止にぴったり。
屋内には、休憩が必要な家族のためのプレイルームの他、親たちが子どもを預けてゲレンデを楽しむことができる、専属保育士付きの託児所がある。

天狗山メインレストラン & 天狗山ロッヂ

新鮮な山の空気ほど食欲を刺激するものはない。そして、草津温泉スキー場では、舌の肥えたスキーヤーたちも満足するメニューを取り揃えている。天狗山メインゲレンデの麓には、天狗山メインレストラン、天狗cafe、天狗山ロッヂがある。お腹をすかせたスキーヤーやスノーボーダーたちは、ラーメンやカツ丼、ピザ、ビーフシチュー、ロコモコなど、様々な日本食や洋食からお好きなものをチョイスできる。キッズ向けに、飲み物とデザートのついたスペシャルお子様ランチも用意されている。地元の名物である舞茸も試してみたい
ゲレンデで小腹が空いたスキーヤーは、天狗山展望カフェ(コーヒーと軽食)、おなりロッヂ(温かい飲み物と軽食)、青葉山レストラン(自家製中華料理)に行き、山の上でほっと一息つくことができる。

ゲレンデレストラン

ゲレンデで食事したい!という人には、「天狗山展望カフェ(コーヒーと軽食)」、「おなりロッヂ(温かい飲み物と軽食)」、「青葉山レストラン(自家製中華料理)」に行き、山の上でほっと一息つくことができる。「おなりロッヂ」では、焼きたてのパンを販売している。

氷谷スノーシューコース&谷沢川スノーシューコース

スノーシューを履いて、林の中へとウィンターハイキングに出かけてみよう。このコースは、カラマツやミズナラ、リョウブやダケカンバ、ナナカマドに囲まれた緩やかな登り坂からスタートする。コースのスタート地点付近では、ウツギのドライフラワーの茂みが雪の下から顔を覗かせている。そしてゴール付近には、紅葉したカメの木の色鮮やかな赤い実が。スノーシューは普通のハイキングよりエネルギーを消費することを知っていますか? 道幅が広い場所では、雪の中に思い切り寝転がって休憩することもできる。
どうせなら雪のテーブルと椅子を作ってくつろいでみるのはどうだろうか? 折り返し地点に近づくにつれて、突然元気を取り戻しても驚きではないだろう。氷谷コースは、氷谷の氷室に続く。この場所は、巡礼に訪れた人に活力を与える霊場だと言われている。
帰り道に異なるコースを通ってみたくなるかもしれないが、同じ氷谷コースを必ず利用すること。スキーゲレンデを横断するのは危険だ。
◆全長:2キロメートル(往復)
◆所要時間:約1時間30分〜2時間
氷谷コースとはスキー場を挟んで反対側にあるのが、谷沢川スノーシューコース。このコースは、谷沢川沿いの林を散策する。林の中を進んでいくと、雪の上にジグザグについたウサギの足跡や、コゲラやアカゲラが古い幹の快適そうなウロから頭を覗かせている姿が見られるかもしれない。
川が湾曲する部分の近くにある、コナラの大木をぜひ見て欲しい。木の幹に見られる爪痕らしき傷は、この森に他にも住人がいることを示している。そう、人々がいない時間は、熊たちが歩き回っているのだ。しかし心配はいらない。熊たちは冬場、外には出てきません。
木の上にある葉の塊を探してみよう。それはヤドリギ。宿主であるミズナラの枝々の間で、宿主から栄養をもらいながら育つ植物。さらに、コースに沿って生える背の高いハンノキや、ミズナラの真下では天然の氷の結晶が花を添え、コースの脇では雪の下からウツギのドライフラワーが顔を覗かせる。
◆全長:3キロメートル(往復)
◆所要時間:約2時間

雪の回廊/志賀高原草津有料道路

4月下旬の草津志賀高原ルートの開通時期の醍醐味は、雪の回廊の景観。両側を高い雪の壁に挟まれた中を行くドライブは、標高の高い地点を通る山岳道路ならではのもので、これを見るために多くの観光客が訪れる。長野県境の渋峠から草津温泉方面の群馬県側へ5~10分程度進んだ雪の回廊は見応えがある。積雪の多い所では約8mにもなる。

草津温泉でリフレッシュ!

アウトドアで1日を楽しんだら、草津の天然温泉でリラックス。入浴は古来より日本文化で大きな部分を占めている。草津温泉の名湯の数々は、日本文化の本質へと足(そして体まで!)を踏み入れる素晴らしい機会となる。 私たちだけがそう言っている訳ではない。日本の旅行会社も、15年間連続して草津温泉を日本一の温泉として選出している。
湯畑から直接引かれた豊富な湯は、pHが1.7〜2.1ある酸性の硫酸アルミニウムや塩化アルミニウムを含んだ天然硫黄泉で、温度は摂氏51〜94度もある。温泉の中に沈めた鉄くぎは、たった9日間で錆だらけになり最後はなくなってしまうだろう。しかし心配は無用。何世紀も続く湯もみ法により湯を冷ますことで、誰もが安心して温泉を楽しむことができる。そして今では、この一連の作法は草津の名物となり、民謡に合わせた実演が定期的に行われている。
ミネラル分が豊富な草津の湯は、代謝を活性化する美肌の湯としても知られるようになった。この温泉は、筋肉痛や打ち身や捻挫、疲労回復など、様々な症状に効果があると言われている。恋の病以外は全て癒すと伝えられるこの湯には、今まで多くの人々が浸かってきた。その中には、江戸幕府(1603–1867年)の代々の将軍もいる。将軍たちは温泉を詰めた樽を江戸城まで運ぶよう命じていた。
温泉の合間には、街のメインストリートを散策し、地元特産品やガラス工芸品などの店を見て回ってレトロな雰囲気を満喫しましょう。たくさんあるお洒落な菓子店のひとつに立ち寄り、温泉水で蒸しあげた美味しい和菓子をぜひお試しください。ほかほかの甘い饅頭を味わいながら街中の小道を散策し、湯けむりの立ち上るなかライトアップで魅力を増した歴史的建築に足を運んでみてください。日本三名泉のひとつである草津温泉は、活気溢れる伝統的な温泉街として有名で、温泉にまつわる日本の伝統文化を体験することができる。

湯畑

温泉の源泉を地表や木製の樋に掛け流し、温泉の成分である湯の花の採取や湯温を調節する施設。温泉街の中心に位置する湯畑は、草津温泉のシンボル。毎分4000リットルの温泉が湧き出ていて、いつも湯けむりを舞い上げている。湯畑の周りは瓦を敷きつめた歩道、石柵、白根山をかたどった「白根山ベンチ」など湯上がりの散策が楽しめる公園となっている。

御座之湯

草津温泉の中心部、湯畑を見渡す場所にある御座之湯は、天然温泉をゆったりと楽しみたい入浴客たちに1000年以上に渡って愛されてきた。本館は、杉板のとんとん葺きの屋根と漆喰の壁といった明治初期(1868–1912)の特徴を持ち、日本の伝統的な建築法を用いて、2013年4月に再建された。当時この地域では、厳しい冬を越すために街全体が暖かい温泉を求めて移動する、冬住みを行なっていた。伝統的な技法と調和した天然素材で造られた御座之湯へ訪れると、まるでタイムスリップをした気分になることだろう。
御座之湯には、石之湯と木之湯があり、これらは酸性硫黄泉の湯畑源泉と酸性硫酸塩泉の万代源泉の2箇所から常に温泉が供給されている。後者の万代源泉は、神経痛や関節痛、火傷などの症状に効果があると言われている。ふたつの湯は日毎に男女で入れ替わるため、訪問客は両方のタイプの温泉を試すことができる。
建物内部には、入浴客が入浴後にゆったり休める、和風の広間が2部屋ある。100平方メートル以上ある大広間からは湯畑を眺めることができ、御座之湯の入浴客なら誰でも無料で利用できる。中広間は、家族や友人とプライベートでゆっくり温泉を楽しみたい人々向けに、1時間2,000円で貸し出している。 御座之湯独自の「浴衣de散歩」コースを見逃してはいけない。男性も女性も粋な浴衣を着て、本格的な温泉の旅に出かけてみよう。この3時間の体験には、浴衣と下駄、竹かご一式の貸し出しと、その場での着付けサービスが含まれ、完璧な装いで出かけることができる。写真撮影と草津エリアのおすすめ散歩コースガイドも付いており、草津の旅を最大限楽しめる。
この「浴衣de散歩」は通年利用できる。この機会に、日本の伝統衣装を身にまといつつ、昔ながらの方法で草津温泉街と御座之湯の雰囲気を味わってみよう。コース料金は2,500円(御座之湯入湯料を含む)。

◆御座之湯
営業時間:7:00–21:00(最終入館は20:30まで) * 季節により変更あり
価格:大人 600円、小人 300円(3-12才)
お問い合わせ:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津421
電話:0279-88-9000
http://www.gozanoyu.com

大滝乃湯

「美人の湯」として知られる大滝乃湯は、草津の湯畑からわずか数分の所にある。酸性硫黄泉の煮川源泉から温泉を引いている大滝乃湯は、100%天然温泉掛け流しで、老若男女を問わず長年愛され続けてきた。徐々に熱い浴槽へと巡っていく合わせ湯は、古来より人気を博し、これこそ美肌の秘訣かもしれない。 この温泉水は、お肌の悩みや疾患、美肌に効果があると言われており、大滝乃湯の美容効果で自分にご褒美をあげるのはいかが? 毎月第2・4土曜日に「白濁の湯」の日を設けており、配管内の温泉沈殿成分を清掃後、豊富なミネラルを高濃度で含む温泉を楽しめる。
大滝乃湯では、男女ともに様々な種類の浴槽を用意しており、特に有名な合わせ湯では、湯温が比較的低い摂氏38度から熱々の46度まで様々な浴槽を備えている。この湯温は、水で薄めるのではなく自然冷却で適温にしており、入浴客は徐々に高温の酸性泉に慣れることができる。合わせ湯の入浴法は、日本でも非常に珍しい入浴法で、何世紀も前から日本人旅行者を惹きつけてきたので、ぜひ体験してみよう。合わせ湯の他にも、男女別の大浴場や露天風呂、滝を模した打たせ湯などがある。
大滝乃湯では、一緒に入浴したい家族やカップル向けに、1時間2,000円で貸切風呂「しゃくなげ」も用意。この貸切風呂はバリアフリーで誰でも利用できる。
大滝乃湯での楽しみは温泉だけではない。訪問客は、ソフトクリームを片手にラウンジカフェで寛いだり、お食事処 湯の華でくま笹うどんを試したり、お土産コーナーで理想のお土産を見つけたりと、リゾート体験を満喫できる。
その他、施設にはサウナやマッサージルームのほか、家族で気兼ねなく寛げる有料休憩室も併設されており、1時間1000〜2000円で利用できる。

◆大滝乃湯
営業時間:9:00-21:00(最終入館は20:00まで)
価格:大人 900円、小人 400円(3–12才);タオルセットは250円で利用可。
お問い合わせ:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
電話:0279-88-2600
http://www.ohtakinoyu.com

西の河原露天風呂

草津温泉街の中心にある湯畑から歩いて12分のところに、露天風呂を十二分に楽しめる、西の河原露天風呂はある。男女別の大露天風呂は、計500平方メートルあり、一度に100人まで快適に入浴できる。そのため、大人数グループでの入浴におすすめ。万代源泉から引かれた温泉は、酸性硫酸塩泉で、慢性消化器疾患や病み上がりの方におすすめ。広大な温泉には、温泉が流れ出る小さな滝もある。
西の河原露天風呂は年中いつでも利用可能で、四季折々の風景とともに入浴を楽しむことができる。晴れた夜には星を愛で、秋には色づく木々を眺めて、思い出に鮮やかな景色を焼き付けてみよう。冬の日に、雪がちらつくなか入る暖かい温泉は格別だ。
西の河原露天風呂は、草津温泉街の中心から歩いてすぐの場所にあるが、草津エリアの自然豊かな場所に位置している。訪問客は石畳の散歩道を歩いて、穴守稲荷神社や鬼の茶釜碑、縁結び地蔵(子どもや旅人へ加護を与える仏像の一種)、草津ビジターセンターなどの様々な人気観光名所を散策することができる。露天風呂の癒しの湯に浸かるだけではなく、草津の歴史文化も味わうことができる。
散歩の際、ドイツの医学者エルヴィン・ベルツ博士とユリウス・スクリバ博士の胸像をぜひとも見て欲しい。彼らは草津温泉の英雄で、温泉の治療効果を日本や海外に紹介した。
西の河原露天風呂では、毎週金曜夜に混浴も行なっており、その時は家族やカップルが揃って入浴できる。混浴の日の夜には、訪問客は湯あみ着やタオルで体を覆うことができ、温泉体験をみんなで一緒に存分に楽しむことができる。

◆西の河原露天風呂
営業時間:4月1日〜11月30日 7:00-20:00(最終入館は19:30まで)、12月1日〜3月31日 9:00-20:00(最終入館は19:30まで)
価格:大人 600円、小人 300円(3-12才)
お問い合わせ:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3
電話:0278-88-6167
http://www.sainokawara.com

天狗山プレイゾーン

冬季のみの行楽地からは程遠い草津温泉スキー場は、あらゆる訪問客のためにグリーンシーズンのレジャーも多数用意している。そしてペットも大歓迎。この地域の緑豊かな山の景色と涼しく澄んだ空気は、都会の熱気や多湿から逃れるためには絶好の避暑地となる。
3才以上の訪問客であれば、スキー場にあるスカイトランポリンでスリルを満喫できる。1回のジャンプで空へ向かって飛び上がって宙返り。スピードを体感したい? それなら、マウンテンカートやマウンテンボードを借りて、ゲレンデを思い切り滑り降りてみよう。
スピードはゆっくりでも最高の楽しさを求める時は、キックボードやナインボットで夏のゲレンデを走り回ろう。雪のゲレンデが恋しい人は、グラススキーで真夏のゲレンデを滑走することも可能。 ゆっくりレジャーを楽しみたい人には、パターゴルフやマレットゴルフなども用意されている。虫好きなら、虫取り網と虫かごを借りて、草津に棲息する昆虫を採集して1日を過ごすことも。さらにシッポのある家族もドッグランでハッピーに。
近くにテニスコートもあり、ミニチュアアスレチックやフリースペースで遊ぶためのサッカーボールやフリスビー、バドミントンセット、グローブセットも貸出可能。
◆グリーンシーズン:4月下旬〜11月上旬の9:00〜17:00まで(最終受付 16:00)

天狗山展望リフト

本格的なハイカーでも観光客でも、誰もが天狗山展望リフトに乗って山腹を昇っていくだけで、草津温泉エリアの素晴らしい景色や遠くの美しい山々を楽しむことができる。秋には、木々に覆われた山の斜面が燃える赤に染まる。
展望リフトから降りたら、山腹を散策してみよう。春5月から6月にかけて、桃色のイワナシやアザレア、ツツジが花を咲かせる。帰りの展望リフトに乗る前に、天狗山展望カフェに立ち寄り、コーヒーや軽食と一緒に、草津温泉と群馬の山々の景色を楽しんでみよう。
◆天狗山展望リフト:5月〜11月(運休日と運行状況を事前にご確認ください);9:00〜16:00まで

氷谷ハイキングコース

山々のハイキングで、心身ともにリフレッシュ。木々に囲まれた草津のハイキングコースは来る人を癒してくれるだろう。3つのメインコースは、3〜6キロメートル(往復)と距離が異なり、軽いハイキングから本格的なものまで幅広い選択肢を用意している。山の麓では、登山用ストックやその他の装備の貸し出しも行なっている。
コース沿いでは、色鮮やかなツツジやアザレア、イワカガミ、アザミ、エリカ、ガマズミ、綿帽子をもつワタスゲなど、季節の花々を見ることができる。林は木々や苔が生い茂り、その動植物相には自然愛好家や写真家も大満足間違いなし。
最も短い氷谷ハイキングコースは、草津温泉スキー場の麓からスタート。このコースは天狗山レストハウス付近から始まり、リョウブやミズナラ、カラマツ、ダケカンバ、ナナカマド、ガマズミなどの落ち葉に覆われた道を曲がりくねって進みながら、山腹を登っていく。コースに沿って、薄暗がりや岩の洞窟のあちこちで、ヒカリゴケがぼんやりと光を放っている。
氷谷ハイキングコースを進むと、訪れる人に癒しのエネルギーを与える霊場だと伝えられる、洞窟にたどり着く。この洞窟は、氷室と呼ばれている。その名の通り、氷室の中では氷が7月まで残っており、夏の暑い日でも涼しく爽やかに過ごせる。氷室一帯では、信者では無くとも、日本古来の信仰文化の雰囲気を肌で感じることできるだろう。
氷谷ハイキングコースの緩やかな道程は、全てのレベルのハイカーに適しているが、しっかりとした装備が必要。

株式会社草津観光公社/草津温泉スキー場
〒377-1711
群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林
電話:0279-88-8111
https://www.932-onsen.com

 

(一社)草津温泉観光協会

〒377-1711

群馬県吾妻郡草津町草津28 草津温泉バスターミナル1F
電話:0279-88-0800
https://www.kusatsu-onsen.ne.jp

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