Memory photograph-22/宮脇健太郎:Kentaro MIYAWAKI /2002年2月/冬季ソルトレーク・オリンピックのHP競技

当時の健太郎

 

「世界一高く飛んだ男」の、その時の本人のコメントを紹介しよう。「予選1本目の1発目のフロントサイドは、『最初から飛んで、世界を驚かせてやろう』と思って飛んだけど、あまり高く飛びすぎて、本当にビビった。グラブはできなかったけどね。

スノーボードをはじめてから、今までいちばん高く飛んだし、『結構飛べるもんだなぁ』と改めて思った。オリンピックで得たもの、それは自分の中にある高さの限界がまた上がったこと。トリプル半(約6mくらい)はいっていたかな。今まで自分の最高はトリプル。

半といえば約1m。それもばっちりのトリプル半だから、今までは『あー、これトリプルでしょ』みたいな感じだった。でも、その半がプラスされたことで、全然エアの世界が違う。とくに視界とか。予選2本目はだいぶスピードを落としたんで、ダブルちょい。それでもだいぶ高いんだけれど、ビデオのコマ数でいうと、2本目は15、6コマくらい。1本目はそのコマ数が1.5倍くらいあった。『1本目は飛んでやる!!』って感じで、その後のすべりは考えていなかった。

『勝つとか負けるとかとかというより、ばっちり飛んで、世界に自分をアピールできたらいいじゃん』みたいな。次はさらにこの上の高さ、4人分飛ばなきゃそうがないでしょ!!」。

当時、HPで「人類史上もっとも高かった」と言われたケンタローにしばらく会ってないが、酒でも飲みながら、当時の話で盛り上がりたいものです。

X-Trail Jamでも、そのポテンシャルの高さを証明

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