Memory photograph-23/中井孝治:Takaharu NAKAI/2002年2月/冬季ソルトレーク・オリンピックのHP競技

◆オリンピック後、石打丸山スキー場で開催されたコア・Xゲーム

2002年2月12日にテレビ放映された、ソルトレイク・オリンピックの男子ハーフパイプ競技で、並み居る海外ライダーに臆することなく、若干17歳の高校生「中井孝治」(以下中井くん)が日本人唯一決勝に残り、僕ら日本人を感動させてくれたことを覚えているだろうか?疑惑のジャッジで5位となり、メダルを逃したが、その圧倒的な高さを誇る“アッパーデッキ”は、「中井孝治ここにあり」を世界にしっかりアピールし、この一発で、日本人が世界に通用することも、世界に証明してくれた瞬間であった。

そして同じ年、ナカイくんは雑誌SNOWBOARDER(実業之日本社刊)の表紙を飾った。しかも、表紙でシークエンスを採用したのは、スノーボード雑誌ではこれが最初だったと記憶している。「シークエンス写真にするか?ピークの1枚写真にするか?」編集部内で意見は分かれたが、結局、撮影した自分の意見を貫き通してシークエンス写真にした。単なるベーシックエアですが「魅せるところは見せる」さすがナカイくん。この時の雑誌SNOWBOARDERの巻頭特集は、当時、ナカイくんの代名詞とまで言われたアッパーデッキの特集でした。タイトルは「俺のアッパーデッキの秘密」。

ちなみにナカイくんは、現在はサロモンのライダーとして活躍していますが、当時は、カーメイトさんがやっていたINFINITYというボードのライダーでした。

中井くんは現在、フリーライディングの世界で活躍しているが、そのスキルの高さは、選手時代よりさらに磨きがかかっていると言っていいだろう。

◆雑誌SNOWBOARDERに表紙に採用されたシークエンス

 

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