日本初見参!!Terje Haakonsen/テリエ・ハーコンセン
I.S.F.マスターズワールドカップ/NAEBA(苗場)
1996年2月14-16日、苗場スキー場で賞金総額US$75,000(HP・GS・PSL)のISFマスターズワールドカップが開催されました。今では、このISFという団体はなくなっていますが、当時はスノーボードの世界において最もパワーのある団体であり、マスターズワールドカップは最も権威のある大会でした。そして自分が、テリエ・ハーコンセンの滑りを生で見ることのできた初めての大会でもありました。こと時のテリエの存在感は忘れることができません。苗場に集まった多くのオーデェンスのすべての目は、テリエに注がれていました。
整備の不十分で、しかも深さ3mあるかないかの小さいハーフパイプから繰り出される圧倒的な高さとスタイルは、他ライダー(トッド・リチャーズ、ダニエル・フランク、インゲマー・バックマンなど、世界のトップが集結した大会)を寄せ付けませんでした。テリエのために用意された大会だったといっても過言ではありません。
このポジフィルも、たまたま昔の荷物を整理していたら、偶然出てきたので、ぜひ、みなさんに紹介します(もっといい写真があったのですが)。これが、今でも「スノーボードの神様」と言われるゆえんかもしれません(笑)。
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